神奈川県立 湘北高等学校
前々年度、前年度とインターハイ神奈川県予選1回戦敗退に終わった無名校だったが、
今年度は強力なメンバーの加入および復帰により、県予選2位の成績でインターハイ予選を通過し、
インターハイでは前年度までのインターハイを3連覇した山王工業に勝利。
全国ベスト16の記録を残した。
基本的なプレイスタイルはラン&ガンオフェンスにマンツーマンディフェンスだが、
オーソドックスなハーフコートバスケットもできる。
藤真曰く「勢いのあるチーム」、弥生曰く「オフェンス力なら県でも1、2を争うチーム」、
中村曰く「派手だし見栄えがする」。
選手層が薄く、翔陽戦以降のスターティングメンバーである5人は全国区だが、
1人でも抜けると大きく戦力ダウンする。
豊玉戦では清田に「試合での立ち上がりが悪い」と指摘されている。
静岡合宿
の練習試合で3度対戦した御子柴は、
「スキも多いがツボにはまった時は恐ろしく強い」と評した。
インターハイ予選決勝リーグ陵南戦およびインターハイ前の静岡合宿を引率した、
鈴木というバスケ部顧問がいる。
とある教師の弁によると、花道と流川、リョータ、三井を除く部員の学業成績は優秀。
バスケットボール雑誌「週刊バスケットボール」によるインターハイ出場校への総合評価はCランク。
ユニフォームの色は赤と白。
陵南高校
練習試合、インターハイ予選と、作中にて湘北と二度にわたり対戦した高校
。
神奈川では上位に位置付けられる強豪校だが、全国大会への出場経験はない。
魚住、仙道らが入学してからは飛躍的な成長を遂げ、
今年度は海南大附属とともに優勝候補といわれるまでになる。
しかし、インターハイ予選決勝リーグでは武里に勝利するも、
海南大附属と湘北に惜敗しての3位に終わり、インターハイ出場を逃した。
県予選終了後は他の強豪校に比べ早い段階で新チームに移行している。
ユニフォームの色は白と濃青。横断幕は「勇猛果敢」。
海南大附属高校
湘北がインターハイ予選決勝リーグの初戦で戦った、全国でも有名な強豪校。
「神奈川の王者」と呼ばれる強豪で、前年度までに過去16年連続インターハイ出場を果たし、
前年度のインターハイはベスト4に進出したが、山王工業に30点差で大敗した。
今年度はインターハイ予選で全勝優勝を記録してインターハイ連続出場記録を17年連続へと更新し、
さらにインターハイでは準優勝の結果を残した。
練習は質、量ともに桁違いに厳しいことで知られ、各中学のエースとして鳴らした者が憧れて、
数多く入部するが、そのほとんどは途中でやめていく
。
また、武里戦以降の湘北の公式戦をチーム一同で4戦全て観戦している。
アニメのエンディングでは海南の選手たちは4パターン全てに登場する。
週刊バスケットボールによるインターハイ出場校への総合評価はAランク。
ユニフォームの色は白と紫。
横断幕は「常勝」。
翔陽高校
インターハイ予選決勝リーグ進出をかけ、湘北と対戦した高校。
スタメン4人が190cm台の長身を誇る非常に大柄なチーム。
ベンチに入りきれない部員が多くいる名門校で、
アニメでは過去4年連続インターハイ出場を果たしたと説明されている。
県内では海南大附属に次ぐ強豪と呼ばれている高校だが、正規の監督はいない
。
インターハイ終了後も冬の選抜に向けて3年のスタメン全員が残った。
ユニフォームの色は緑と白。
横断幕は「闘魂」。
豊玉高校
インターハイ予選大阪府大会を2位で通過したインターハイ出場の常連校で、全国ベスト8の強豪校。
湘北のインターハイ初戦の対戦相手である。
前年度のインターハイでは翔陽高校に勝利。
「ラン&ガン」のオフェンス特化チームで、大阪得点ランキングベスト3を、このチームの選手が独占。
彦一曰く「名門」という触れ込みだが、相当の不良校のようで、応援は野次と暴言が非常に目立つ。
この高校ではバスケ部に最も投資しているが、
バスケ部が大会で期待通りの成績を出せないことを理由に、
それまで部員たちが慕っていた北野前監督を一方的に解任しており
、
これが部員たちと新監督の不協和音の原因の一つとなり、
さらにはバスケ部全体を混乱に陥れる原因になった。
週刊バスケットボールによるインターハイ出場校への総合評価はAランクだが、
実力的には同じAランクでも海南ほどではないとのこと。
ユニフォームの色は青と白。
横断幕は「努力」。
山王同様、アニメではインターハイ編前にストーリーが終了したため、
岸本と大川以外のメンバーは本編に登場しない。
山王工業高校
秋田県代表、高校バスケ界の頂点に君臨する高校。湘北のインターハイ2回戦での対戦相手である。
深津ら現在の3年生の入部以来、2年間無敗でインターハイ3連覇を成し遂げた。
前年度のインターハイでは海南大付属を30点差で下し、
今年度のチームは弥生が「ほとんど大学オールスター」と評した同校OBに圧勝し、
彼女に「過去最強の山王工業かも」と評された。
また、彩子には「高校界の絶対王者」と評されている。
高校バスケ界においては非常に大きな人気があり、30年にわたりチームを見てきたファンもいる。
それぞれのポジションに超高校級の選手を擁しており、
名朋工業の監督によると控えの層も厚いとのこと。
フルコートプレスディフェンスは伝家の宝刀と称されており、
試合終盤でもそれを行えるだけの体力と走力を備えている。
週刊バスケットボールによるインターハイ出場校への総合評価はAAランク。
ユニフォームの色は白。
花道は作中でこのチームのことを「ヤマオー」と呼んでいる
。
選手全員が坊主頭である。
アニメではインターハイ編前にストーリーが終了したため、登場しない。