楽曲解説


 ここでは、数多くあるショパンの楽曲の中から、誰でも一度は聴いたことのある有名な楽曲の紹介、簡単な楽曲の説明をしていきます。

曲 名  エピソード 
 子犬のワルツ  子犬が自分の尻尾を追いかけてくるくると回る様子から着想を得て作曲されたといわれている。
 華麗なる大円舞曲  明るく華やかな曲調で、当時流行していたウィンナ・ワルツの影響を受けているという。
 ノクターンOP9-2  1956年のアメリカ映画「愛情物語」でも用いられ、一層人気を博した。
 ノクターンOP20 遺作  本来はノクターン(夜想曲)として作曲されたものではなく、姉のルドヴィカの練習用に作曲された小品。
 エチュードOP10-3「別れの曲」  海外では「悲しみ」「親しみ」と呼ばれ、OP10-4と続けて演奏することが意図されている。
 エチュードOP10-12「革命」  演奏旅行中、故郷のワルシャワが陥落したとの報告を受けて作曲したとされる。
 エチュードOP25-11「木枯らし」  メロディを特徴づける最初の4小節は、友人の助言で発表前に付け加えられたものだという。
 英雄ポロネーズ  ポロネーズとは、フランス語で「ポーランド風」の意味。ポーランド起源のダンスのための形式(舞曲)
 雨だれの前奏曲OP28-15  「24の前奏曲」第15番目の曲。ショパンが20代後半に完成された作品。
 幻想即興曲  なぜか生前には公表されることなく、彼の死後に友人のフォンタナによって出版された。
 スケルツォ第2番  ショパンのスケルツォ作品としては最も有名で、優雅さやロマン的な転調などで人気を集めている。
 ピアノ協奏曲第1番 ホ短調  ショパンの故郷ワルシャワへの告別の思いを乗せたピアノコンチェルト